設立の経緯

当財団設立の背景には、創立者である理事長山本速男が1998年に創業し、営んできたアイ・エム・シーグループの存在が大きくあります。アイ・エム・シーグループは、「医療・介護・福祉分野での社会貢献」を使命とし、20年以上にわたり高知県を中心に、地域との繋がりを大切にすることで発展を遂げてきました。
自身と会社を育んでくれた土地への感謝の想いは、20数年余り経営者人生を送った山本に「ビジネスではない形で高知に恩返しがしたい」という想いを持たせるに至りました。
そのような中、秀鳳流日本吟詠会の宗家である野中秀鳳師範(当財団最高顧問)の「伝統芸能を後世に残したいという情熱、多くの若者に携わってもらうための新たな挑戦の意思、文化によって地域をより豊かにしたい想い」に共鳴し、「文化と福祉を通じて高知をより豊かにすること」を目的に、当財団の設立へ至りました。

財団ロゴについて

財団のシンボルマークであるロゴは、向日葵をモチーフとしています。太陽に向かって力強く咲く向日葵は、1つの大きな花に見えますが、実際は小さな花がつながっている集合体です。
「紡がれてきた伝統と共に、地域が未来に向かって明るく豊かに存在し続けて欲しい」「様々な文化活動や福祉活動が人と人のつながりを広め、地域に大きな花を咲かせて欲しい」。シンボルマークには、そのような創立者の願いが込められています。